□疲れやすくなった
□最近太りやすい
□肌がくすむ
□足や顔がよくむくむ
最近こんな感じで代謝が下がっていませんか?代謝が下がるというのは、細胞の中に老廃物などが溜まっていて、流れが淀んでいる状態。お風呂の排水溝と同じで、キレイにしないとどんどん不要なものが絡まっていきます。
「体の中をキレイにしたい」「でも見えないからやる気が出ない」「難しいことはちょっとなぁ・・・できるだけ簡単な方法が知りたい」
こういった疑問に答えます。
知っているから待てる。
知っているから許せる。
知っているからできる。
正しい知識を持って、ゆとりある心で自分に、子どもに、接してあげるきっかけになるような知識を、保育・体づくりの観点からお伝えしています。
【本記事の内容】
代謝が悪いのは、細胞の便秘状態です
誰もが毎日する「食事」で代謝を高める方法
代謝が悪いのは、細胞の便秘状態です
人間のカラダはおよそ37兆個の細胞でできています。その細胞一つひとつが、古いものから新しいものへと変わりながら、体として存在できています。
だけどその動きを目で見ることは難しくて、私たちはいつも、細胞が生まれ変わりサイクルした“結果”と向き合っています。
「便秘を防ぐ体操をしたら、快腸になった!」「最近肌が荒れるなー」「前よりも疲れやすいわ」など、体や体調に関して、日々思うことがありますよね、それは細胞サイクルの結果なんです。
うまくいくためには、細胞に酸素と栄養が届くことが必要なのですが、いろんなことが原因で、サイクルの流れが滞ります。
すると細胞サイクルによってできた、使用済みタンパク質や余った脂肪エネルギー、燃えカス老廃物などが細胞の中やまわりに溜まります。これを私は「細胞の便秘」と呼んでいます。
細胞の便秘が起こる大きな原因は「食べ方」。
食べ方に問題があると、細胞の循環サイクルは滞り、不要なものは残り続けて代謝をジャマし、新しいものは生まれにくくなる・・・低代謝!になっちゃいます。反対に、細胞を汚させない食生活ができれば、代謝は維持または向上します。
というわけで、気になる問題のある食べ方とは?3つ紹介します。
①食べるものが悪い
②食べる時間が悪い
③食べる量が悪い
一つずつ解説しますね!
①食べるものが悪い
食べるものが体にとって良くないもの、それは「消化するのにものすごい時間がかかるもの」です。消化は酵素がやってるのですが、酵素を使いすぎてしまうんですね。
次のようなものが挙げられます。
【NG×】白砂糖
白砂糖の主成分であるショ糖は、吸収分解するのに時間がかかり、たくさんの酵素を消耗してしまう代表的食品。胃で残ればピロリ菌のエサ、腸で残れば悪玉菌のエサ。どんどん腸を汚す。酵素ムダ遣いNo.1
【NG×】食品添加物
食品添加物は、酵素の働きを妨げたり、酵素自体を変性させて発ガン性を強めるなど、健康リスクを高める存在といわれています。
【NG×】肉・牛乳
肉などの動物性たんぱく質を摂りすぎると消化不良の原因となり、酵素をたくさん消費してしまいます。また牛乳は、大人になるほど消化しにくくなります。牛乳に含まれる乳糖を消化する酵素ラクターゼは20歳を超えるとほとんど残ってないからです。
【NG×】白米・白いパン・うどん
精製された白砂糖、白米、パンやうどんなど小麦粉を用いた食品は、血糖値を急激に上下させ、脂肪を蓄積するという特徴をもつ高GI食品です。
【NG×】悪い油
悪い油である過酸化脂質は、酸化した油のこと。トランス脂肪酸はマーガリンやショートニングとして菓子などに多く使用されています。過酸化脂質もトランス脂肪酸も、悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減少させるといわれています。トランス脂肪酸は、油として売られているものはほとんど入っていませんが(企業努力ですね)、菓子パン・クッキー・チョコレートはまだまだ工業用マーガリンやショートニングが多用されています。
【NG×】生の植物の種
よく食卓に上がりやすいのは玄米。生の種には植物が育つのに適した季節や条件がそろうまで芽を出さないようにするための「酵素抑制物質」が含まれています。生のまま食べると、体内の酵素を抑制してしまうため注意が必要です。考えてみると「そりゃそうだよね」と思わされます。
②食べる時間が悪い
細胞の便秘に陥る2つ目は「食べる時間」です。あなたの夕食は何時ですか?夜20時以降に食事をしていると消化不良になりやすいです。なぜなら酵素不足になるから。
人間の生態リズムには、定期的な一日の流れがあります。食べたものが体を巡るのは、おおよそ次のようなサイクルです。
図の通り三種類の時間があります。正午~PM20:00は消化、PM20:00~AM4:00は代謝、AM4:00~正午は排泄。このリズムで私たちは食べたものを体内で巡らせています。
ただし「消化」は常に最優先されやすいので注意が必要です。例えば夕食が21時ごろの場合、本来なら代謝の活動を盛んにして、体を休ませたり、傷ついた筋肉を修復させたり、新しい肌細胞を生んだりする時間です。
しかし消化が優先されるので、代謝がおろそかになります。つまり疲れが溜まりやすくなっちゃうということ。
たまにならよいのですが連日となると、代謝や排泄をしないといけないのに、体はいつも消化最優先。結果的に消化酵素が減る事態になります。そして冒頭の例のように、「疲れやすい」「太りやすい」「肌が整わない」という悪循環から抜けられなくなるのです。
③食べる量が悪い
細胞の便秘を引き起こす理由3つ目は、食べ過ぎ。これは想像しやすいのではないでしょうか?自分に見合った量を超えると、何事も苦しいサインが出てしまうものです。
というわけで、細胞を汚す原因を3つ見てきました。食事は毎日することなので、ちょっと見直すだけで代謝は上がります。それはつまり、細胞一つひとつを新しくて元気な状態にすること、そのものです。
では、どうすればいいのか?みていきましょう。
誰もが毎日する「食事」で代謝を高める方法
代謝を上げる食べ方をチェックしましょう。結論は「消化を休んでみましょう」ということ。細胞を汚させない食生活を2つ紹介します!
【代謝を上げる食べ方】①NGフードを食べない
NGフードは、消化にすごい時間がかかり、結果的に腸が腐敗。腸を汚します。何時間、何十時間と時間をかけた挙句、「消化ができない」ことがほとんど。で引き起こされるのが「酵素不足」。大切な中で腸にダブルパンチ!状態です。
避け方を紹介しますね!
【避け方】白砂糖
甘みが必要な場合は白砂糖ではなく、消化吸収によい、きび砂糖、てんさい糖、アガベシロップや天然
100%のメープルシロップ、はちみつがおすすめです。家庭の調味料から変えましょう。
【避け方】食品添加物
現代生活ではすべてを排除することは難しいかもしれません。日本人の摂取平均は4㎏、多い人は10㎏も摂取してます。原材料ラベルをチェックする癖をつけ、無添加のものを選ぶように気を付けましょう。
【避け方】肉(動物性タンパク質)
肉には体によい栄養素も含まれていますので、摂るなら肉は週に200g以内、卵は5個以下を目安にしましょう。できれば肉の代わりに大豆でできた食品をとるとベストです。魚の割合を増やしてみましょう。また牛乳・ヨーグルトやチーズなどの乳製品を「体にいいから」という理由で多く摂っているようなら、少し摂取量を減らしてみましょう。
【避け方】白米、白いパン、うどん
毎日食べる主食にはGI値が高くないものがオススメです。痩せたいなら気を付けてみてください。
【避け方】悪い油
油を使った料理や食品を食べる時は、できるだけ質の良いものを選びます。時間が経った揚げ物や油脂の多いスナック菓子などは控えます。
【避け方】生の植物の種
スイカやブドウんど種がある果物、野菜を食べる場合は、必ず種を取り除きましょう。玄米や大豆などの雑穀や豆類は12~20時間以上浸水させてから調理します。炒る(ロースト)・発酵させる(納豆や酵素ドリンク)のも酵素抑制物質を分解できるので、よい方法です。
【代謝を上げる食べ方】②自然な暮らしを生活リズムに取り入れる
食べる時間に気をつけましょう。先ほどの図を思い出してください。消化の時間【正午~PM20:00】はしっかり食べましょう!
注意するべきなのは20時からの代謝の時間。酵素が新しい細胞をつくってくれている時間ですので、新しい食べ物を摂り入れるのは控えます。
ただ、「仕事が夜遅く終わるので難しい」「家族の都合で20時以前の夕食はできない」などの場合は、【3時間ルール】がおすすめです。
【3時間ルール】とは、起きてから3時間と寝る前の3時間は消化をさせない=食べない、ということ。食事は毎日のことですから、コツコツ意識をすると1~2ヶ月後の体調を整えることにつながりますよ!
おさらい
「疲れやすい」「太りやすい」「肌が整わない」という悪循環の原因は、細胞の便秘です。細胞に不要なものがあり続けるから、代謝はどんどん下がります。大きな原因となる【食べ方】を見直す方法として
①NGフードを食べない(6つありましたね)
②生活リズムを見直す
この二点を行いましょう。で、最後に事実を言うのですが。多くの人は「そうだよね、正しい食べ方するべきだよね」と思っても実行できません。なぜか?それは習慣になってしまっているからです。
私は、それが変えられないなら別の方法で自分の健康をつくっていけばいいと思っています。私たちは2022年を生きる現代人です。昔の人と完全に同じ暮らしをすることはできません。
消化を休ませる時間「ファスティング」を、サロンでご用意しています。無理なくできる「朝だけファスティング」は初心者の方におすすめ!座ったときにベルトに乗るお肉をなんとかしたい方必見です。
人気の記事